高精密 IWC ポルトギーゼ・オートマティック・ウォッチ

IWC ポルトギーゼ・オートマティック・ウォッチ 42 午年スペシャルエディション

IWC人気の高いバーガンディレッドは、多くのメーカーに採用されています。フランスブルゴーニュ地方で生産されるワインの色に似ていることから名付けられたバーガンディレッドは、純赤よりも控えめで洗練された印象を与え、落ち着いた雰囲気を醸し出しつつ、赤特有の華やかな雰囲気も持ち合わせています。新年にふさわしいこの新作、午年スペシャルエディションも例外ではありません。

サンバースト仕上げバーガンディレッド文字盤には、ゴールドの針とアワーマーカー、そしてレイルウェイトラック風スケールが配されています。注目すべきディテールは、パワーリザーブ表示上部の「0」エリアです。通常は「DAYS」の目盛りが配置されている場所に、小さな馬が描かれており、スペシャルエディションとして存在感を際立たせています。また、この文字盤には「午年」を象徴する唯一の要素が配されています。

キャリバー52011 自動巻きムーブメント

裏蓋に目を向けると、ブランドが十二支の要素を用いていることがより顕著に表れています。スケルトン加工が施されたローターは、印象的なデザインを特徴としており、本体には疾走する馬が彫刻され、その周囲には関連情報とブランドロゴがエングレービングで囲まれています。この時計は、ポルトギーゼ オートマチック 42（ポルトギーゼ7）最新モデルとして、2024年に発表されたキャリバー52011自動巻きムーブメントを搭載しています。ローターは特別にカスタマイズされ、広範囲に金メッキが施されることで、高級感を一層引き立てています。

前モデルのキャリバー52010と比較すると、新しいムーブメント主な改良点は構成細部にあります。改良されたテンプ脱進機と新しいブリッジデザインが採用されています。さらに、スケルトン加工が施されたニッケル・リン合金製脱進機ホイールにより、素材軽量化と耐磁性向上を実現しています。しかし、パフォーマンスの面では、新しいムーブメントは同じ 28,800 VPH の振動数、168 時間パワーリザーブ、ブランド有名なペラトン自動巻きシステムなど、ほとんど変更されていません。